世界のダム/中東のダム
レバノンのダム事情
レバノン共和国(Republic of Lebanon)
1.面積 10,452km2(岐阜県程度)
2.人口 460万人(2004年推定)
3.首都 ベイルート
4.民族・人種 アラブ人
5.言語 アラビア語(仏語及び英語が通用)
6.宗教 キリスト教(マロン派、ギリシャ正教、ギリシャ・カトリック、ローマ・カトリック、アルメニア正教)、イスラム教(シーア派、スンニ派、ドルーズ派)等18宗教
7.国旗 国旗
8.ダムに関する記事 (1) 国土・気候風土の概要

レバノン共和国は西アジア・中東の国で、西は地中海に面している。中東の国であるが砂漠がなく、豊富な水が存在する。南北に2つの山脈(レバノン山脈とアンチレバノン山脈)があり、標高2,500m~3,000m級であることから、積雪を観測する。最高峰は北部のカーネット・アッサウダー山の3,086mである。

沿岸部は地中海性気候で温暖である。

(2) ダムの概要

レバノン共和国の全ダム数は5ダムである。全ダムが高さ15m以上であり、その内3ダムは高さ30m未満である。また、全ダムの内、3ダムは重力式ダムである。

この国では1950年から1970年までの20年間に5ダムが竣工しており、1970年以降は建設されていない。

(3) 代表的ダム

最大のダム高さは1965年完成のKARAOUNダムで70m、堤頂長1,100mのロックフィルダムであり、その総貯水容量は160百万m3である。2番目は1962年完成のCHOUEINダムで高さ33m、堤頂長21m、総貯水容量8万m3の重力式ダムである。

9.JCOLDで紹介したダム  
※本データ及び記事に関しては、以下の資料を引用している。
・外務省ホームページ各国・地域情勢(2006年)
・World Register of Dams 2003
・ウィキペディアフリー百科事典
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