世界のダム/ヨーロッパのダム
ノルウェーのダム事情
ノルウェー王国(Kingdom of Norway)
1.面積 38.6万km2(日本とほぼ同じ)
2.人口 約464万人(2006年1月現在)
3.首都 オスロ(人口約52万人)
4.民族・人種
5.言語 ノルウェー語
6.宗教 主に福音ルーテル教
7.国旗 国旗
8.ダムに関する記事 (1) 国土・気候風土の概要

ノルウェー王国は、北ヨーロッパのスカンディナヴィア半島の西岸にある国である。国土は南北に細長く、海岸線は北大西洋の複数の海域、スカゲラック、北海、ノルウェー海およびバレンツ海に面しており、海岸線には多くのフィヨルドが発達している。半島の殆どをスカンディナヴィア山脈で占めるため、平地はほとんど無い。

北大西洋海流からの暖かい海流のため、バルト海沿岸よりもノルウェー北部は穏やかな気候である。

(2) ダムの概要

ノルウェー王国の全ダム数は335ダムである。全ダムが高さ15m以上であり、その66%は高さ30m未満である。また、全ダムの50%はロックフィルダムである。

この国の水力による発電出力は15,410MWである。

この国では1960年から1990年までの30年間に229ダムが竣工しており、1990年以降の建設は10ダムと少ない。

(3) 代表的ダム

最大のダム高さは1987年完成のVIRDNEJAVRIダムで142m、堤頂長135mのアーチダムであり、その総貯水容量は132百万 m3である。2番目は1986年完成のODDATJORNダムで高さ140m、堤頂長470m、総貯水容量31億m3のロックフィルダムである。なお、このダムは1,240MWの発電に利用されている。

9.JCOLDで紹介したダム  
※本データ及び記事に関しては、以下の資料を引用している。
・外務省ホームページ各国・地域情勢(2006年)
・World Register of Dams 2003
・ウィキペディアフリー百科事典
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