世界のダム/ヨーロッパのダム
ギリシャのダム事情
ギリシャ共和国(Hellenic Republic)
1.面積 13万km2(日本の約3分の1)
2.人口 1,094万人
3.首都 アテネ(人口約300万人)
4.民族・人種 ギリシャ人
5.言語 現代ギリシャ語
6.宗教 ギリシャ正教
7.国旗 国旗
8.ダムに関する記事 (1) 国土・気候風土の概要

ギリシャ共和国はヨーロッパの南東、バルカン半島最南端部に位置し、半島南部およびエーゲ海に分布する約3,000の島によって構成される。本土は、東はエーゲ海、西はイオニア海、南は地中海に囲まれている。

気候は、ほぼ全土にわたり地中海性気候で、温暖で湿潤な冬季と乾燥し高温の夏季に分かれる。首都アテネの平均気温は、1月で10.1℃、7月で28.0℃で、年平均降水量は383.8mmである。

(2) ダムの概要

ギリシャ共和国の全ダム数は60ダムである。高さ15m以上のダムは59ダムあり、その31%は高さ30m未満である。また、全ダムの52%はアースダムである。

この国の水力による発電出力は3,375MWである。

この国では1960年から1990年までの30年間に14ダムが竣工しており、その後2010年までの20年間に42ダムが竣工または竣工予定である。

(3) 代表的ダム

最大のダム高さは2004年完成のSYKIAダムで170m、堤頂長397mのアースダムであり、その総貯水容量は5.9億m3である。なお、このダムは125MWの発電に利用されている。2番目は1996年完成のTHISSAVROSダムで高さ170m、堤頂長480m、総貯水容量7.05億m3のロックフィルダムである。これも384MWの発電に利用されている。

9.JCOLDで紹介したダム  
※本データ及び記事に関しては、以下の資料を引用している。
・外務省ホームページ各国・地域情勢(2006年)
・World Register of Dams 2003
・ウィキペディアフリー百科事典
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