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国際大ダム会議第80回年次例会及び第24回大会が2012年6月に京都で開催されることを大変うれしく思うとともに、この会議に出席される皆様方を心から歓迎いたします。 この度の東日本大震災に際して、我が国に寄せられた世界各国からのお見舞いと御支援に心より感謝申し上げます。我が国は、国際社会の皆様のご支援、ご協力をいただきながら、英知を結集し、総力を挙げて事態打開に取り組むことで、この試練を乗り越えていくことができるものと確信しております。 さて、我が国は、戦後の経済成長期に、ダムの建設・管理の技術や、ダム周辺の環境を保全する技術を開発し、ダムを建設することにより、治水安全度の向上と水資源の確保に大きな成果を収め、国民生活を向上させてきました。また、近年では、既設のダムを活用し、その機能を向上させる技術の開発に取り組んでいます。これらの我が国の先進的な技術を紹介し、議論いただくことは、世界の治水安全度の向上、水資源の確保及び水力エネルギー開発に寄与するものと確信しております。 なお、今回、会議が開催される京都は、世界文化遺産に登録されている金閣寺や清水寺などの伝統的な日本文化をご堪能いただける魅力的な観光都市でもあり、滞在の際には、こうした魅力にも触れていただけるものと思います。
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Takeshi Maeda Minister of Land, Infrastructure, Transport and Tourism |