委員会・分科会活動/ダム及び付属設備のモニタリング分科会
活動目的
経年化が進む既設ダムについて、維持管理における技術的課題を抽出し、効果的対策技術につき調査研究を行ない、合理的な維持管理手法を提案する。
活動期間
平成15年度~平成17年度 (3年間)
活動結果
ダムの維持管理分野の一部であるダムおよび付属設備の計測・巡視点検については、これまでダム管理者に対する各機関のアンケート調査結果などから、次の事項が課題として挙げられてきた。すなわち、①不必要な計測の継続②巡視が疎か、③資料の保管が適切でない、④データの図化・分析が不十分、⑤計器の維持更新が適切でない、と言った指摘がなされてきている。このダム監視の現状と課題及び今後のあり方について、検討を行った。
以下に報告書「経年ダムにおける監視のあり方」の目次を掲載する。(報告書は会誌第 194号2006-1に掲載)
第一章 はじめに
第二章 国内のダム監視の現状
 2.1 アンケート調査による監視の現状
  2.1.1 アンケート調査方法
  2.1.2 建設時の資料の調査方法
  2.1.3 計測及びデータ評価の実施状況
  2.1.4 計器の維持更新
  2.1.5 巡視点検
  2.1.6 まとめ
 2.2 ケーススタデイによるダム監視の現状
  2.2.1 各ダムの計測およびデータ評価、巡視・点検の実施状況
  2.2.2 ケーススタデイからみた課題
 2.3 ダム監視に関する課題
第三章 海外のダム監視の現状
 3.1 調査方法
 3.2 調査結果
 3.3 経年ダムの監視に関する日本と海外の比較
第四章 経年ダムにおける監視のあり方
 4.1 経年ダム監視の目的
 4.2 ダム監視方法
第五章 おわりに
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