活動目的
ダムの維持管理の課題について調査研究する。
活動期間
平成11年度~平成12年度 (2年間)
活動結果
維持管理の中でもとりわけ「出水時におけるダム操作がダムの維持管理を担当する者および組織(以下管理者という)にとって、大変重要かつ苦労の多い業務になっている現状から、「出水時におけるダム操作の合理化と省力化」について的を絞り調査検討した。 以下に報告書「出水時におけるダム操作の合理化と省力化への方策」の目次を掲載する。(報告書は会誌第 177号2001-10、第178号2002-1に掲載)
第一章 ダム管理の実態
1.1 ダム管理業務
1.2 洪水調節ダムにおける出水時のダム管理業務
1.3 利水ダムにおける出水時のダム管理業務
1.4 出水時のダム管理事例
第二章 出水時におけるダム操作の問題点
2.1 情報収集
2.2 体制整備と要因確保
2.3 降雨量、流入量予測
2.4 貯水位、放流量決定
2.5 パトロール、通知等
2.6 ダム操作規定
第三章 エキスパートシステムによるダム管理の合理化
3.1 ダム管理のための情報システム
3.2 出水時におけるダム操作ルール
3.3 エキスパートシステムによるダム管理
3.4 事例
第四章 ダム統合管理によるダム管理の合理化
4.1 電力ダムの場合
4.2 洪水調節ダムの場合
第五章 ゲートレス等によるダム管理の合理化
5.1 ゲートレス化の検討
5.2 ゲートレス化の実例
5.3 洪水吐き改造による放流能力増大
5.4 倒伏堰
第六章 まとめと提言
6.1 まとめ
6.2 ソフト面の提言
6.3 ハード面の提言