1.面積 | 51万4,000km2 |
2.人口 | 6,242万人(2005年) |
3.首都 | バンコク |
4.民族・人種 | 大多数がタイ族。その他、華僑、マレー族、山岳少数民族等。 |
5.言語 | タイ語 |
6.宗教 | 仏教 95%、イスラム教 4% |
7.国旗 | |
8.ダムに関する記事 | (1) 国土・気候風土の概要
タイ王国は東南アジアのインドシナ半島の中央部とマレー半島の北部に位置する。タイは北部、東北部、中央部、南部の4地域に大きく分けられる。北部は山岳地が広がり比較的涼しい気候であり、国内最高峰のドーイ・インタノン(2,576m)がある。東北部はコーラート台地が広がり、雨量が少ない。中央部にはチャオプラヤー川が形成したチャオプラヤー・デルタと呼ばれる豊かな平地が広がる。南部はマレー半島の一部でもあり、雨期が中央部よりも長い。 タイの気候は熱帯性に属しモンスーンの影響が大きい。5月中旬~10月頃にかけてはスコール等を特徴とする雨期となる。特に9月~10月は降雨量が多い。11月~3月中旬までは雨が少なく、比較的涼しい。特に12月頃は寒い時期となる。4月は暑季と呼ばれる非常に暑い気候となり、夏を迎える。 (2) ダムの概要 タイ王国の全ダム数は218ダムである。高さ15m以上のダムは217ダムあり、その79%は高さ30m未満である。また、全ダムの92%はアースダムである。 この国の水力による発電出力は2,846MWである。 この国では1980年から2000年までの20年間に175ダムが竣工しており、2000年以降の建設は12ダムと少ない。 (3) 代表的ダム 最大のダム高さは1964年完成のBHUMIBOLダムで154m、堤頂長486mの重力式・アーチの複合ダムであり、その総貯水容量は135億m3である。なお、このダムは720MWの発電に利用されている。2番目は1978年完成のSRINAGARINDダムで高さ140m、堤頂長610m、総貯水容量177億m3のロックフィルダムである。これも720MWの発電に利用されている。 |
9.JCOLDで紹介したダム |
※本データ及び記事に関しては、以下の資料を引用している。
・外務省ホームページ各国・地域情勢(2006年)
・World Register of Dams 2003
・ウィキペディアフリー百科事典
日本の政府機関・企業が関わった建設事業 |
||||
目的/タイプ |
発電/ロックフィル |
|||
堤高/堤頂長/堤体積 |
71m/670m/1,600千m3 |
|||
総貯水容量(/発電所出力) |
-百万m3/4万kW |
|||
事業主体 |
タイ発電公社(EGAT) |
|||
完成年 |
1972 |
|||
関連 |
本体施工 |
土木 |
|
|
鉄構・鉄管 |
|
|||
電気 |
|
|||
コンサルタント |
電源開発 |
|||
資金リソース |
国際協力銀行(円借款) |
|||
メクワン灌漑農業開発 |
目的/タイプ |
灌漑/アースフィル |
||
堤高/堤頂長/堤体積 |
73m/610m/4,700千m3 |
|||
総貯水容量(/発電所出力) |
-百万m3/万kW |
|||
事業主体 |
タイ国王立灌漑局 |
|||
完成年 |
1992 |
|||
関連 |
本体施工 |
土木 |
|
|
鉄構・鉄管 |
|
|||
電気 |
|
|||
コンサルタント |
日本工営 |
|||
資金リソース |
国際協力銀行(円借款) |
|||
クワイヤイ川下流 |
目的/タイプ |
発電/ロックフィル+重力式コンクリート(複合) |
||
堤高/堤頂長/堤体積 |
30m/840m/300千m3(R)+50千m3(C) |
|||
総貯水容量(/発電所出力) |
-百万m3/3.9万kW |
|||
事業主体 |
タイ発電公社(EGAT) |
|||
完成年 |
1982 |
|||
関連 |
本体施工 |
土木 |
|
|
鉄構・鉄管 |
|
|||
電気 |
|
|||
コンサルタント |
電源開発 |
|||
資金リソース |
国際協力銀行(円借款) |
シーナカリン(Srinagarind) |
目的/タイプ |
発電/ロックフィル |
||
堤高/堤頂長/堤体積 |
135m/610m/12,300千m3 |
|||
総貯水容量(/発電所出力) |
-百万m3/72万kW(うち揚水分36万kW) |
|||
事業主体 |
タイ発電公社(EGAT) |
|||
完成年 |
1980 |
|||
関連 |
本体施工 |
土木 |
|
|
鉄構・鉄管 |
|
|||
電気 |
|
|||
コンサルタント |
電源開発 |
|||
資金リソース |
国際協力銀行(円借款) |
|||
ラム・タ・コン(Lam Ta Khong)揚水発電所(上部ダム) |
目的/タイプ |
発電/ロックフィル |
||
堤高/堤頂長/堤体積 |
50m/2,170m/5,364千m3 |
|||
総貯水容量(/発電所出力) |
-百万m3/100万kW |
|||
事業主体 |
タイ発電公社(EGAT) |
|||
完成年 |
2002 |
|||
関連 |
本体施工 |
土木 |
|
|
鉄構・鉄管 |
|
|||
電気 |
|
|||
コンサルタント |
電源開発 |
|||
資金リソース |
国際協力銀行(円借款) |
|||
ラム・タ・コン(Lam Ta Khong)揚水発電所(下部ダム) |
目的/タイプ |
発電/ロックフィル |
||
堤高/堤頂長/堤体積 |
40m/527m/853千m3 |
|||
総貯水容量(/発電所出力) |
-百万m3/100万kW |
|||
事業主体 |
タイ発電公社(EGAT) |
|||
完成年 |
2002 |
|||
関連 |
本体施工 |
土木 |
|
|
鉄構・鉄管 |
|
|||
電気 |
|
|||
コンサルタント |
電源開発 |
|||
資金リソース |
国際協力銀行(円借款) |
|||
ラム・ドン・ノイダム |
目的/タイプ |
-/ロックフィル |
||
堤高/堤頂長/堤体積 |
41m/920m/580千m3 |
|||
総貯水容量(/発電所出力) |
-百万m3/-万kW |
|||
事業主体 |
国家エネルギー庁 |
|||
完成年 |
1970 |
|||
関連 |
本体施工 |
土木 |
大林組 |
|
鉄構・鉄管 |
|
|||
電気 |
|
|||
コンサルタント |
|
|||
資金リソース |
国際協力銀行(円借款) |