世界のダム/アフリカのダム
チュニジアのダム事情
チュニジア共和国(Republic of Tunisia)
1.面積 16万4,154km2(日本のほぼ5分の2)
2.人口 1,017.50万人(2006年)
3.首都 チュニス(人口約99万人)
4.民族・人種 アラブ人(98%)、その他(2%)
5.言語 アラビア語(公用語)、フランス語
6.宗教 イスラム教スンニ派が殆ど
7.国旗 国旗
8.ダムに関する記事 (1) 国土・気候風土の概要

チュニジア共和国は北アフリカに位置する国で、北岸、東岸は地中海に面している。北部地中海沿岸にはテル山地があり、その谷間を北東にメジェルダ川が流れている。その南にはドルサル山地がある。ドルサル山地より南はガベス湾までステップ気候になっていて、西部はステップ高原、東部はステップ平原と呼ぶ。ステップ高原の南にはジェリド湖(塩湖)があり、南半分はサハラ砂漠である。

(2) ダムの概要

チュニジア共和国の全ダム数は100ダムである。高さ15m以上のダムは86ダムあり、その74%は高さ30m未満である。また、全ダムの95%はアースダムである。

この国では1980年から2000年までの20年間に75ダムが竣工しており、2000年以降の建設は1ダムと少ない。

(3) 代表的ダム

最大のダム高さは1954年完成のBEN METIRダムで78m、堤頂長483mのバットレスダムであり、その総貯水容量は73百万m3である。2番目は1954年完成のNEBEURダムで高さ72m、堤頂長470m、総貯水容量2億m3のマルチアーチダムである。

9.JCOLDで紹介したダム  
※本データ及び記事に関しては、以下の資料を引用している。
・外務省ホームページ各国・地域情勢(2006年)
・World Register of Dams 2003
・ウィキペディアフリー百科事典
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