世界のダム/アフリカのダム
エジプトのダム事情
エジプト・アラブ共和国(Arab Republic of Egypt)
1.面積 約100万km2(日本の約2.6倍)
2.人口 6,920万人(2004年1月)
3.首都 カイロ
4.民族・人種 アラブ人
5.言語 アラビア語
6.宗教 イスラム教、キリスト教(コプト教)
7.国旗 国旗
8.ダムに関する記事 (1) 国土・気候風土の概要

エジプト・アラブ共和国は、中東・アフリカの国である。北は地中海、東は紅海に面している。南北に流れるナイル川の河谷とデルタ地帯のほかは大部分が砂漠である。ナイル河口の東に紅海と地中海を結ぶスエズ運河がある。

(2) ダムの概要

エジプト・アラブ共和国の全ダム数は6ダムである。全ダムが高さ15m以上であり、その67%は高さ30m未満である。また、全ダムの50%は重力式ダムである。

この国の水力による発電出力は2,665MWである。

この国では1970年から2000年までの30年間に2ダムが竣工しており、2000年以降は建設されていない。

(3) 代表的ダム

最大のダム高さは1970年完成のHIGH ASWANダムで111m、堤頂長3,600mのロックフィルダムであり、その総貯水容量は1,620億m3である。なお、このダムは2,100MWの発電に利用されている。2番目は1933年完成のOLD ASWANダムで高さ53m、堤頂長2,150m、総貯水容量10億m3のバットレスダムである。これも480MWの発電に利用されている。

9.JCOLDで紹介したダム  
※本データ及び記事に関しては、以下の資料を引用している。
・外務省ホームページ各国・地域情勢(2006年)
・World Register of Dams 2003
・ウィキペディアフリー百科事典
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