DH-9-1
東京大学気候システム研究センター、国立環境研究所、海洋研究開発機構の合同研究グループが過去100年の気候データを踏まえた地球シュミレーターによる将来予測では、日本では真夏日の日数や豪雨の日数の増加、積雪量の減少が予測されています。このような予測結果を踏まえ、さらにダム地点の河川流量の状況を予測し現状と比較すると、豪雨の発生日数が増えるものの、河川流量が全体的に減少傾向にあり、また、融雪による流量ピーク時期が早まると共に冬場の流量が増加し、逆に夏場の流量が減少するなどの結果が得られています。(下図参照 22~25))このことから、一年を通じて降水、降雪を有効に利用するためには、ダムの貯水容量確保の重要性がますます増加します。
DH-9-2
                                                         22)

DH-9-3
                                                         23)

DH-9-4
                                                      24)

DH-9-5
                      矢木沢ダム地点の流量25)

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