水力発電のCO2排出量は、建設・補修時に発生するものが全てで、運転中はCO2を排出しません。水力発電によるCO2抑制効果は、2006年度において約7,000万t-CO2となっており、水力発電所による電力供給がなければ、CO2排出量は1990年度比約6%増加していると試算されています。(「水力発電に関する研究会中間報告参考資料」 資源エネルギー庁(2007年7月)より)
地球温暖化の進展を防止するため、政府は2020年には対1990年比排出量25%削減という目標を掲げており、水力発電はCO2を排出しないクリーンな再生可能エネルギーのひとつに位置づけられています。
使用電力量1kWhあたりのCO2排出量 28)