世界のダム/中南米のダム
ベネズエラのダム事情
ベネズエラ・ボリバル共和国(Bolivarian Republic of Venezuela)
1.面積 912,050km2(日本の約2.4倍)
2.人口 26.1百万人(04年)
3.首都 カラカス(人口386万人)
4.民族・人種 混血66%、白人22%、黒人10%、先住民2%
5.言語 スペイン語
6.宗教 カトリック
7.国旗 国旗
8.ダムに関する記事 (1) 国土・気候風土の概要

ベネズエラ・ボリバル共和国は南米の国で、北側はカリブ海・大西洋に面し、中央部のジャングルをオリノコ川が流れる。南東部にはテーブルマウンテン、エンジェルフォールで有名なギアナ高地がある。ベネズエラの最高峰はピコ・ボリバル(5,007m)。

(2) ダムの概要

ベネズエラ・ボリバル共和国の全ダム数は76ダムである。全ダムが高さ15m以上であり、その36%は高さ30m未満である。また、全ダムの82%はアースダムである。

この国の水力による発電出力は17,266MWである。

この国では1960年から1990年までの30年間に57ダムが竣工しており、1990年以降の建設は8ダムと少ない。

(3) 代表的ダム

最大のダム高さは1986年完成のGURIダムで162m、堤頂長7,426mの重力式・ロックフィル・アースの複合ダムであり、その総貯水容量は1,350億m3である。なお、このダムは10,000MWの発電に利用されている。2番目は2005年完成のYACAMBUダムで高さ158m、堤頂長115m、総貯水容量4.61億m3のロックフィル・重力式の複合ダムである。

9.JCOLDで紹介したダム  
※本データ及び記事に関しては、以下の資料を引用している。
・外務省ホームページ各国・地域情勢(2006年)
・World Register of Dams 2003
・ウィキペディアフリー百科事典
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