世界のダム/中南米のダム
ボリビアのダム事情
ボリビア共和国(Republic of Bolivia)
1.面積 109万km2(日本の約3倍)
2.人口 約871万人(2002年)
3.首都 ラパス(法律上の首都はスクレ)
4.民族・人種 インディオ55%、混血32%、欧州系13%
5.言語 スペイン語(他にケチュア語、アイマラ語)
6.宗教 カトリック教
7.国旗 国旗
8.ダムに関する記事 (1) 国土・気候風土の概要

ボリビア共和国は南米大陸の内陸国であり、①チチカカ湖から南に貫くアンデス山脈の地域で、標高3000m以上あり年中寒冷な気候を有する地域、②国土の北東側から東側はアマゾンの熱帯地域、③コチャバンバ県やラパス県ユンガス地方などの、アンデス地帯とアマゾン地帯の中間に位置する温暖で果樹栽培などに適した気候を有する地域の3地域に大別される。

(2) ダムの概要

ボリビア共和国の全ダム数は6ダムである。全ダムが高さ15m以上であり、その33%は高さ30m未満である。また、ダム型式はアースダムが3ダム、ロックフィルダムが2ダム、アーチダムが1ダムである。

この国の水力による発電出力は60MWである。

この国では1960年から1990年までの30年間に3ダムが竣工しており、1990年以降は建設されていない。

(3) 代表的ダム

最大のダム高さはSAN JACINTOダムで49m、堤頂長100mのアーチダムであり、その総貯水容量は54.3百万m3である。2番目は1940年完成のEL TRANQUEダムで高さ36m、堤頂長140.5m、総貯水容量6百万m3のロックフィルダムである。

9.JCOLDで紹介したダム  
※本データ及び記事に関しては、以下の資料を引用している。
・外務省ホームページ各国・地域情勢(2006年)
・World Register of Dams 2003
・ウィキペディアフリー百科事典
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