1.面積 | 278万km2(日本の約7.5倍) |
2.人口 | 約3,810万人(04年世銀) |
3.首都 | ブエノスアイレス(Buenos Aires) |
4.民族・人種 | 欧州系(スペイン、イタリア)97%、インディヘナ系3% |
5.言語 | スペイン語 |
6.宗教 | カトリック |
7.国旗 | |
8.ダムに関する記事 | (1) 国土・気候風土の概要
アルゼンチン共和国は南米大陸の国であり、南北に3,500km以上の長さを有し、北は亜熱帯に属し、ジャングルが形成されている。西に、アンデス山脈、東にはパンパと呼ばれる大草原が広がる。ウルグアイ川とパラナ川に挟まれた地方は、メソポタミア地方でパンパと同じく草原地帯である。南緯40度付近にあるコロラド川以南をパタゴニア地方と呼び、荒涼たる砂漠が広がっている。 湿潤パンパは年間降水量が750mm以上で、牧牛やアルファルファ(マメ科・栄養があり、土地を豊かにする牧草)などを栽培している。半乾燥パンパは年間降水量が550mm以下で乾燥に強い牧羊をしている。移行地帯では小麦(年間降水量が550mm~750mm)を栽培している。 (2) ダムの概要 アルゼンチン共和国の全ダム数は108ダムである。高さ15m以上のダムは100ダムあり、その27%は高さ30m未満である。また、全ダムの45%はアースダムである。 この国の水力による発電出力は12,473MWである。 この国では1960年から1990年までの30年間に66ダムが竣工しており、1990年以降の建設は4ダムと少ない。 (3) 代表的ダム 最大のダム高さは1993年完成のPIEDRA DEL AGUILAダムで170m、堤頂長820mの重力式ダムであり、その総貯水容量は124億m3である。なお、このダムは1,400MWの発電に利用されている。2番目は1980年完成のLOS REYUNOSダムで高さ136m、堤頂長295m、総貯水容量2.6億m3のアースダムである。これも224MWの発電に利用されている。 |
9.JCOLDで紹介したダム |