世界のダム/ヨーロッパのダム
フィンランドのダム事情
フィンランド共和国(Republic of Finland)
1.面積 33.8万km2(日本よりやや小)
2.人口 526万人(2005年末現在)
3.首都 ヘルシンキ(約56万人、2005年末現在)
4.民族・人種
5.言語 フィンランド語、スウェーデン語(全人口の約5.5%)(2005年)
6.宗教 福音ルーテル教(国教)、フィンランド正教
7.国旗 国旗
8.ダムに関する記事 (1) 国土・気候風土の概要

フィンランド共和国は、北欧諸国のひとつである。西はボスニア湾、南西はバルト海、南はフィンランド湾に面する。国土の大半は平坦な地形で、氷河に削られて形成された湖が無数に点在する。 国土の大半が寒冷な気候であることから、ヘルシンキを初めとする規模の大きな都市はその多くが国の南部に偏在している。

(2) ダムの概要

フィンランド共和国の全ダム数は56ダムである。高さ15m以上のダムは48ダムあり、その85%は高さ30m未満である。また、全ダムの77%はアースダムである。

この国の水力による発電出力は2,214MWである。

この国では1960年から1990年までの30年間に29ダムが竣工しており、1990年以降の建設は4ダムと少ない。

(3) 代表的ダム

最大のダム高さは1949年完成のPYHAKOSKIダムで44m、堤頂長270mのバットレスダムであり、その総貯水容量は15.3百万m3である。なお、このダムは121MWの発電に利用されている。2番目は1970年完成のPORTTIPAHTAダムで高さ38m、堤頂長3,500m、総貯水容量13.53億m3のアースダムである。これも36MWの発電に利用されている。

9.JCOLDで紹介したダム  
※本データ及び記事に関しては、以下の資料を引用している。
・外務省ホームページ各国・地域情勢(2006年)
・World Register of Dams 2003
・ウィキペディアフリー百科事典
HOMEに戻る