世界のダム/アフリカのダム
マダガスカルのダム事情
マダガスカル共和国(Republic of Madagascar)
1.面積 475,442km2(日本の1.26倍)
2.人口 約1,632万人(2005年 世銀)
3.首都 ヤウンデ(114万人/97年)
4.民族・人種 ドゥアラ族、バミレケ族、バムン族、フルベ族他
5.言語 フランス語、英語(共に公用語)、その他各部族語
6.宗教 カトリック、プロテスタント、イスラム教、その他伝統宗教
7.国旗 国旗
8.ダムに関する記事 (1) 国土・気候風土の概要

マダガスカル共和国はアフリカの東南、インド洋上の島国で、世界第4位の大きさを有するマダガスカル島を主体としている。

大略的にはマダガスカル全土は熱帯に属する。冬期(5月~9月)は、島の東側は降水量が増え、西側は降水がほとんどない。一方、夏期(10月~4月)は、島の西側は降水量が増え、東側は乾燥する。島の東部は、年間の降水量が2,000mm~3,500mmであるが、島の西側は乾季と雨季の差が大きく、東側に比べて降水量は少ない(島北西部で降水量は約1,500mm、島南西部で年間500mm程度)。中央高原は、熱帯山岳気候の特徴を有する。

(2) ダムの概要

マダガスカル共和国の全ダム数は10ダムである。高さ15m以上のダムは6ダムあり、全て高さ30m未満である。また、全ダムの50%はアースダムである。

この国では1950年代に7ダム、1970年代に2ダムが竣工しており、1980年以降は建設されていない。

(3) 代表的ダム

最大のダム高さは1956年完成のVARAHINA SUDダムで27m、堤頂長365mのマルチアーチダムであり、その総貯水容量は260百万m3である。2番目は1956年完成のMANANDRIANAダムで高さ25m、堤頂長235m、総貯水容量260百万m3のマルチアーチダムである。

9.JCOLDで紹介したダム  
※本データ及び記事に関しては、以下の資料を引用している。
・外務省ホームページ各国・地域情勢(2006年)
・World Register of Dams 2003
・ウィキペディアフリー百科事典

日本の政府機関・企業が関わった建設事業

ナモロナ河水力発電所
(自然瀑布を利用した
発電所)

目的/タイプ

発電/-

堤高/堤頂長/堤体積

-m/-m/-千m3

総貯水容量(/発電所出力)

-百万m3/5,500kW

事業主体

マダガスカル水電力供給公社

完成年

1980

関連
企業

政府
機関

本体施工

土木

大豊建設

鉄構・鉄管

 

電気

 

コンサルタント

ニュージェック

資金リソース

国際協力銀行(円借款)

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