1.面積 | 475,442km2(日本の1.26倍) |
2.人口 | 約1,632万人(2005年 世銀) |
3.首都 | ヤウンデ(114万人/97年) |
4.民族・人種 | ドゥアラ族、バミレケ族、バムン族、フルベ族他 |
5.言語 | フランス語、英語(共に公用語)、その他各部族語 |
6.宗教 | カトリック、プロテスタント、イスラム教、その他伝統宗教 |
7.国旗 | |
8.ダムに関する記事 | (1) 国土・気候風土の概要
カメルーン共和国は、アフリカ中部の国で南西部が大西洋ギニア湾に面する。 サバナ地帯である中部のアダマワ高地を境に、ステップが広がる北部と熱帯林に覆われた南部とに分かれる。アダマワ高地は分水嶺でもあり、主要河川は北部のベヌエ川、ロゴーヌ川と南部のサンガ川である。 気候はほぼ全域が熱帯 (A) に属す。北部 (ステップ気候、BS、サバナ気候、Aw)から南部(熱帯雨林気候、Af)に移動するに従い、気候が湿潤となる。 北部の乾季は7月と8月だが、南部はこの時期に雨季となる。アフリカ大陸で7番目に高いギニア湾岸のカメルーン山(4,095m)の南西斜面は多雨で、年降水量10,680mmに達する。 気温の年変動量は全国で5℃~10℃。首都ヤウンデ(北緯3度50分、標高730m)の年平均気温は23.2℃。年降水量は1,560mmである。 (2) ダムの概要 カメルーン共和国の全ダム数は9ダムである。高さ15m以上のダムは8ダムあり、その50%は高さ30m未満である。また、ダム型式はアースダムが4ダム、ロックフィルダムが2ダム、重力式ダムが3ダムである。 この国の水力による発電出力は2,809MWである。 この国では1970年から1990年までの20年間に8ダムが竣工しており、1990年以降は建設されていない。 (3) 代表的ダム 最大のダム高さは1980年完成のSONG LOULOUダムで35m、堤頂長793mのロックフィル・バットレスの複合ダムであり、その総貯水容量は10百万m3である。なお、このダムは350MWの発電に利用されている。2番目は1988年完成のMAPEダムで高さ31m、堤頂長2,550m、総貯水容量32億m3のアースダムである。 |
9.JCOLDで紹介したダム |