世界のダム/ヨーロッパのダム
イタリアのダム事情
イタリア共和国(Republic of Italy)
1.面積 30.1万km2(日本の約5分の4)
2.人口 5,846万人(2005年、ISTAT)
3.首都 ローマ
4.民族・人種
5.言語 イタリア語(地域により独、仏語等少数言語あり)
6.宗教 キリスト教(カトリック)が国民の約97%。
その他、キリスト教(プロテスタント)、ユダヤ教、イスラム教、仏教。
7.国旗 国旗
8.ダムに関する記事 (1) 国土・気候風土の概要

イタリア共和国は、ヨーロッパ南部の国で、地中海に突き出した長靴型のイタリア半島および地中海に浮かぶ2つの大きな島(サルデーニャ島、シチリア島)から構成される。

川は長い順から、ポー川、アディジェ川、テヴェレ川等があり、また火山国でもあり、エトナ山、ヴェスーヴィオ山等がある。

(2) ダムの概要

イタリア共和国の全ダム数は549ダムである。高さ15m以上のダムは534ダムあり、その40%は高さ30m未満である。また、全ダムの36%は重力式ダムである。

この国の水力による発電出力は11,930MWである。

この国では1960年から1990年までの30年間に174ダムが竣工しており、1990年代は34ダムが竣工し、2000年代は1ダムと少ない。

(3) 代表的ダム

最大のダム高さは1960年完成のVAJONTダムで262m、堤頂長190mのアーチダムであり、その総貯水容量は169百万m3である。2番目は1964年完成のALPE GERAダムで高さ174m、堤頂長528m、総貯水容量68百万m3の重力式ダムである。なお、このダムは37MWの発電に利用されている。

9.JCOLDで紹介したダム  
※本データ及び記事に関しては、以下の資料を引用している。
・外務省ホームページ各国・地域情勢(2006年)
・World Register of Dams 2003
・ウィキペディアフリー百科事典
HOMEに戻る