世界のダム/北米のダム
アメリカのダム事情
アメリカ合衆国(United States of America)
1.面積 371.8万平方マイル(962.8万km2、50州・日本の約25倍)
(内水面18.1万平方マイル)
2.人口 2億8,142万人(2000年、50州)
3.首都 ワシントンD.C.
4.民族・人種
5.言語 主として英語(法律上の定めはない)
6.宗教 信教の自由を憲法で保障、主にキリスト教
7.国旗 国旗
8.ダムに関する記事 (1) 国土・気候風土の概要

アメリカ合衆国は、北米大陸(中央部と北西)および北太平洋(ハワイ諸島等)により構成される。大陸の東側に南北にアパラチア山脈、大陸の西寄りには南北にロッキー山脈があり、山岳地帯となっている。アパラチア山脈とロッキー山脈の間は大平原となっている。また北西部のカナダとの国境地域には五大湖がある。

最北部が北極圏に属するアラスカは1年中を通じて冷涼な気候である。一方、太平洋上の諸島であるハワイは温暖な気候である。

(2) ダムの概要

アメリカ合衆国の全ダム数は9,265ダムである。高さ15m以上のダムは6,253ダムあり、その75%は高さ30m未満である。また、全ダムの80%はアースダムである。

この国の水力による発電出力は50,943MWである。

この国では1960年から1990年までの30年間に4,668ダムが竣工しており、1990年以降の建設は329ダムと減少している。

(3) 代表的ダム

最大のダム高さは1968年完成のOROVILLEダムで235m、堤頂長2,109mのアース・ロックフィルの複合ダムであり、その総貯水容量は43.7億m3である。なお、このダムは762MWの発電に利用されている。2番目は1936年完成のHOOVERダムで高さ223m、堤頂長379m、総貯水容量373億m3の重力式・アーチの複合ダムである。これも1,434MWの発電に利用されている。

9.JCOLDで紹介したダム  
※本データ及び記事に関しては、以下の資料を引用している。
・外務省ホームページ各国・地域情勢(2006年)
・World Register of Dams 2003
・ウィキペディアフリー百科事典
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