世界のダム/ヨーロッパのダム
ポルトガルのダム事情
ポルトガル共和国(Portuguese Republic)
1.面積 91,985km2(日本の約4分の1)
2.人口 約1,053万人(2004年、国立統計院推定)
3.首都 リスボン市(大リスボンの人口は約276万人)
(2004年、国立統計院推定)
4.民族・人種
5.言語 ポルトガル語
6.宗教 カトリック教徒が圧倒的多数
7.国旗 国旗
8.ダムに関する記事 (1) 国土・気候風土の概要

ポルトガル共和国は西ヨーロッパのイベリア半島西端に位置する南北に長い長方形の国で、西と南は大西洋に面している。東部は山岳地帯であり、西部には海岸平野が広がっている。

ポルトガルの最高峰は、アゾレス諸島のピコ島のピコ火山 (標高2,351m)で、本土の最高はエストレラ山脈中の標高1,991mである。主要河川であるテージョ川が国のほぼ中央部を東西に流れている。

気候は地中海性気候に属し、地域差は大きく、季節の変化も著しい。北部の夏は涼しく、冬は降雪を含み雨が多く、年間降水量は1,200~1,500mmである。中部の冬期は北部と似ているが、夏期の気温が上がり、年間降水量は500~700mmである。南部は地中海性気候であり、夏季の雨量が少なく年間降水量は500mm以下である。ほとんどの地域で、夏季の気温は20℃を超え、冬季は10℃まで下がる。首都リスボンの年平均気温は21℃、1月の平均気温は11.2℃、7月は22.8℃である。年間降水量は706mm、冬季の雨量は100mm程度、夏季は数mmである。

(2) ダムの概要

ポルトガル共和国の全ダム数は151ダムである。高さ15m以上のダムは150ダムあり、その52%は高さ30m未満である。また、全ダムの46%はアースダムである。

この国の水力による発電出力は4,195MWである。

この国では1970年から2000年までの30年間に87ダムが竣工しており、2000年以降の建設は3ダムと少ない。

(3) 代表的ダム

最大のダム高さは1954年完成のCABRILダムで136m、堤頂長290mのアーチダムであり、その総貯水容量は7.19億m3である。なお、このダムは97MWの発電に利用されている。2番目は1951年完成のCASTELO DO BODEダムで高さ115m、堤頂長402m、総貯水容量11億m3のアーチダムである。これも139MWの発電に利用されている。

9.JCOLDで紹介したダム  
※本データ及び記事に関しては、以下の資料を引用している。
・外務省ホームページ各国・地域情勢(2006年)
・World Register of Dams 2003
・ウィキペディアフリー百科事典
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