世界のダム/アフリカのダム
コンゴのダム事情
コンゴ民主共和国(Democratic Republic of the Congo)
1.面積 234.5万km2(西ヨーロッパに相当)
2.人口 約5,750万人(2005年)
3.首都 キンシャサ(Kinshasa)
4.民族・人種 バンツー系、ナイル系等
5.言語 フランス語(公用語)、キコンゴ語、チルバ語、リンガラ語、スワヒリ語
6.宗教 カトリックを中心としたキリスト教(85%)、イスラム教(10%)、その他伝統宗教(5%)
7.国旗 国旗
8.ダムに関する記事 (1) 国土・気候風土の概要

コンゴ民主共和国はアフリカ大陸中央部のコンゴ川流域に広がり、一部は大西洋に面するアフリカ大陸で第3位の面積を持つ広大な国で、熱帯性気候である。

主要都市として、ルブンバシ(Lubumbashi、南部の標高1,000mに位置する)、ムブジ・マイ、キサンガニ(コンゴ川〈ザイール川〉中流にかかるボヨマ滝の下流北岸、標高415m に位置する.人口は41.8万人)、カナンガ、ゴマ、ムバンダカ、マタディ、ブガブがある。

(2) ダムの概要

コンゴ民主共和国の全ダム数は14ダムである。高さ15m以上のダムは11ダムあり、その45%は高さ30m未満である。また、全ダムの36%はロックフィルダムである。

この国の水力による発電出力は2,384MWである。

この国では1970年から1990年までの20年間に8ダムが竣工しており、1990年以降は建設されていない。

(3) 代表的ダム

最大のダム高さは1963年完成のNZILO Iダムで72m、堤頂長235mのアーチダムであり、その総貯水容量は23.7億m3である。なお、このダムは108MWの発電に利用されている。2番目は1956年完成のNSEKEダムで高さ60m、堤頂長162m、総貯水容量212百万m3のロックフィルダムである。これも248MWの発電に利用されている。

9.JCOLDで紹介したダム  
※本データ及び記事に関しては、以下の資料を引用している。
・外務省ホームページ各国・地域情勢(2006年)
・World Register of Dams 2003
・ウィキペディアフリー百科事典
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